シャチハタと浸透印の違いについて

シャチハタと浸透印の違いについて

普段耳にする「シャチハタ」「浸透印」は、いったい何が違うのでしょうか?
浸透印とは、ハンコの内部にインクが内蔵されたもので、印面にそのインクが浸透して捺印出来るタイプのスタンプです。
このようなスタンプ台のいらないインク内蔵式のハンコを浸透印と呼びます。
そしてこの浸透印を総称して一般的に「シャチハタ」と呼ばれることが多いのです。
ですが、正確には、「シャチハタ」とは「シャチハタ株式会社」という会社の社名のなのです。
ですので…

○浸透印は商品の種類の名前
○シャチハタは会社の名前

これが本来の正しい名称になります。

なぜ浸透印がシャチハタと呼ばれるのか?

では、なせインク浸透印が「シャチハタ」と呼ばれるようになったのでしょうか?
それはシャチハタ株式会社が、このインク浸透印を開発し商品として最初に全国に広めたからです。
現在のシャチハタと言う会社は、印章関連製品の総合メーカーで、ゴム印や印鑑(はんこ)など数多くの関連商品を製造販売しています。
中でもシャチハタの浸透印、とりわけ浸透印タイプの認印が有名で、浸透印タイプの認印と言えばシャチハタのスタンプ印Xstamperが世間的に認められています。
ネーム印とも言われているものです。


シャチハタの認印Xstamperは、印章店はもとより文房具店でも扱われ事務用品には必須な商品として広く世間的にも認知されて来ました。
また認印以外にもシヤチハタが出す商品のほとんどが、インクが本体に含まれている「浸透印」であったため、それがいつしか「浸透印=シャチハタ」という共通認識が作られ世間一般に浸透していったのです。
そんな訳もあり、シャチハタという呼び方が日本中に広がり、「シャチハタ」という本来会社名が浸透印の代名詞になってしまったのではないでしょうか。

 

シャチハタ製以外にも浸透印はあるのか?

しかしながら、浸透印タイプのスタンプは、シャチハタを筆頭にプリンターメーカーで有名なブラザーや印章総合メーカーのサンビーなど多数のメーカーも現在製造販売しています。

シャチハタの浸透印製品は、主に多数の既成品を文房具店などの店頭に広く揃える販売方法です。
該当品があればすぐに割安に買い求め使用できますが、既製品にない別注品になると別注作成になります。

一方、ブラザーの浸透印製品は、取り扱う印章店などに小型の浸透印作成機を設置して、注文の各種浸透印をその場で即座に作成します。
その為、数十分位でも作成が可能となり、更に郵送費などもかからないなどもあり割安感があります。

当店でもブラザーのスタンプ印を取り扱っておりますので、お急ぎの方はこちらからご注文ください。
・ブラザースタンプ印のご注文はこちらから
・ブラザーネーム印のご注文はこちらから

またシャチハタは公的な書類や契約書など重要な書類には使用出来なかったり、実印や銀行印としての登録が出来ないので、使用する場合は用途に気を付けてご使用ください。
なぜシャチハタ(浸透印)が登録・使用出来ないのかはこちらで詳しくご説明しておりますので下記「印鑑登録とは」をご覧下さい。

 

Q&A


Q:シャチハタ以外の浸透印メーカーの浸透印の機能は同じですか?
A:浸透印の仕組みや性能は、全く同じですが、使用するインクは各社専用インクとなります。
浸透印にインクを補充するには、必ず浸透印本体のメーカーと同一のメーカーの専用インクを使用します
また、同一メーカー品でも、浸透印の種類によっても指定があるので、補充の際は十分に注意しましょう。
間違ったインクを補充してしまうと印面が詰まってしまい使用不能となり廃棄せざるを得なくなります。

Q:ブラザー製の浸透印の品質はどうですか?
A:シャチハタ製と同様の浸透印の仕組みなので、全く問題ありません。耐久性、寿命も変わりありません。
インクを補充して適切に使用すれば、10年でも20年でも使用可能です。
ですが、上記でも記載したように使用するインクは各社専用インクとなります。
間違ったインクを補充してしまうと印面が詰まってしまい使用不能となり廃棄せざるを得なくなので、補充の際は十分に注意しましょう。

Q:シャチハタ製以外の浸透印はどう呼べばいいですか?
A:今では浸透印の代名詞になっている「シャチハタ」がやはり通じやすでしょう。
メーカーが分かっている場合や、このメーカーのものがいいという場合には、注文時に「○○製の浸透印」と言うと伝わりやすいです。
補充インク購入時は特に、「○○製の浸透印の補充インク」と言うと、買い間違いがなくなるかと思います。
シャチハタ以外のメーカの浸透印を買い求める際は、販売店からの説明を十分に聞いてご購入下さい。

Q:補充インクはシャチハタであればどれでもいいですか?
A:何度も言いますが、浸透印にインクを補充するには、必ず浸透印本体のメーカーと同一のメーカーの専用インクを使用します
また、同一メーカー品でも、浸透印の種類によっても指定があるので、補充の際は十分に注意しましょう。
間違ったインクを補充してしまうと印面が詰まってしまい使用不能となり廃棄せざるを得なくなります。

Q:シャチハタ製以外の浸透印は1回インクを補充するとどれくらい使えますか?
A:メーカーや浸透印のタイプや大きさにもよりますが、シャチハタ製同様に一般的には1回の十分なインク補充で数百回から数千回の捺印が可能です。
また入れすぎると漏れてしまう可能性もあるので、補充時は適切な量のインクを補充する様に気をつけましょう。

Q:使用中の浸透印のインクの色を替えられますか?
A:シャチハタ製に限らず同一の浸透印メーカーのインクでも、補充には同色のインクしか使用できません。安易に色の変更は出来ません。

浸透印について詳しくはこちら↓をご確認ください。

急いで作成をするなら

弊社では大阪府に実店舗が4店舗、またNET通販もしております。
実店舗型としては最大クラスの設備がありますので即日受取、即日発送を土日祝で対応可能です。
お急ぎの際には是非ご相談ください。